・ネイルはシンプルに
ファッション大国のフランスですが、実はネイルの文化はそれほど発達していません。発達していないというのも、ニーズがないからと考えられます。
日本のように、爪にアートしたり、ストーンを付けたりすることをフランス人女性は好みません。ラメのネイルですら「子供っぽい」と思われるそう。
むしろネイルをしない人も多く、ネイルをするときはベージュや淡いピンクの単色塗。爪の長さもショートの方が好まれています。
・ルージュは欠かせない
ネイル同様、メイクもシンプルが基本のフランス人女性。ただ、赤いルージュは欠かせないアイテムです。
ただ、アイメイクに力を入れたいときはルージュは付けず、チークを入れるときはアイメイクは控えめに。このように、フランス人女性はワンポイントメイクが基本です。
「エフォートレス(無理のない、肩肘張らない)」なビジュアルがフランス人女性らしさです。
・香水をふわっと纏う
フランス人ファッションデザイナーのココシャネルが残した有名な言葉。
「香水をつけない女に未来はない」
「香水はあなたがキスしてほしいところにつけなさい」。
シャネルの言葉はフランス人女性にとって当たり前で、香水はなくてはならない身だしなみのひとつ。
ただ、強い香りはNGで、ふわっと香らせるのがフランス人女性らしい纏い方です。
・色気は髪から
日本人女性が、色気を出そうと努力するところは「仕草」や「メイク」。
対して、フランス人女性は「ヘアケア」と言われています。
硬水のフランスでは髪をしなやかに保つことが難しく、ヘアケアには気を使うところ。だからこそ、美しい髪が重要視されるのかもしれませんね。
髪を染めることはほとんどなく、染めるとするならハイライトを入れるもしくは白髪染めです。
・下着に機能性はいらない
日本では「寄せアゲブラ」的な高機能下着がたくさんありますが、フランスでは下着は機能よりもデザイン。
デザインもセクシーやグラマラスなものです。
例えば、ショーツの形はショーティやストリングを愛用し、素材も裏打ちなしのレースのもの。日本のフルヒップタイプ、肌ざわり抜群のコットン素材は好まれません。
服を着てスタイルを良く見せたい日本人、服を脱いだ時の自分を魅せたいフランス人というところでしょうか。
もう少し色気が欲しい、女性っぽい魅力が欲しい、そんな悩みがある人は、ぜひフランス人女性に学んでみてくださいね。